
■使用上の注意
1.してはいけないこと
検査結果から自分で病気の診断をすることはできません。
2.相談すること
同封の説明書の記載内容でわかりにくいことがある場合は、薬剤師に相談してください。
3.廃棄に関する注意
1)本キットや検体採取に使用した綿棒などは家庭ごみとして各自治体の廃棄方法に従って廃棄してください。
2)使用後の綿棒等は感染性を有するおそれがありますので、廃棄時の取扱いには十分注意し、使用したキット(綿棒、チューブ等を含む)をごみ袋に入れて、しっかりしばって封をする、ごみが袋の外面に触れた場合や袋が破れている場合は二重にごみ袋に入れる等、散乱しないように気を付けてください。
■使用方法
<測定準備>
1.本試薬はそのままご使用ください。ただし、冷蔵庫などで保管されていた場合には反応カセット(アルミ袋のまま)および検体処理液を20~37℃に戻してから使用してください。使用前に検体処理液(スクイズチューブ)を軽く1~2回振って、トップシールに付着した検体処理液を落としてください、
2.検査を実施する前に、時計かタイマーを準備してください。
<検査のしかた>
<検体採取(鼻腔ぬぐい液の自己採取)>
キット付属の滅菌綿棒を、鼻腔に2㎝程度挿入し、5回程度回転させます。挿入した部位で5秒程度静置したのち、先端が他の部位に触れないように注意深く引き抜きます。
<試料調製>
1.検体処理液(スクイズチューブ)のトップシールを検体処理液の飛び散りが起こらないよう、片方の手でスクイズチューブの首部を持ち、もう一方の手でシールを持ってはがします。
2.検体を採取した綿棒の綿球部分をすみやかにスクイズチューブ内の検体処理液に浸します。
3.スクイズチューブの周りから綿球部分を指で挟み抑えながら10回程度綿棒を回転させて、綿球部分から採取検体を抽出します。
4.スクイズチューブの首部より下で液面より上の部分を少し強めに押さえて、綿球部分から液体を搾り出しながら綿棒を取り出し、試料液を調製します。
5.調製した試料液の入ったスクイズチューブに滴下チップ(ろ過フィルター入り)をしっかりとはめ込みます。
<試料滴下>
1.20~37℃で行います。
2.測定に使用する数の反応カセットのアルミ袋を開封し、反応カセットを取り出します。
3.反応カセット判定部の赤いラインが「r」の文字の範囲内にあることを確認します。「r」の文字の範囲内に赤いラインがない反応カセットや、ラインが消失している反応カセットは使用しないでください。また、黄色の凸部がすでに押されている反応カセットは使用しないでください。
4.スクイズチューブに取り付けた滴下チップを通して、試料液を反応カセットの紫色の検体滴下部へ確実に2滴(約20μL滴下します。その際に、反応カセット蓋と滴下チップの先端を10㎜以上話して検体滴下部の中央に滴下してください
5.試料液滴下後、試料液が検体滴下部に確実に染み込むことを確認してすみやかに反応カセットの凸部の頂点部分を上から押して反応を開始してください。この時、凸部が完全に押し込まれたことを確認してください。
6.20~37℃で20分間水平に静置し、反応を行います。
■保管および取扱い上の注意
1.小児の手の届かない所に保管してください。
2.直射日光や高温多湿を避け、1~30℃で保管してください。特に凍結しないように注意してください。
3.本品の反応温度は20~37℃の範囲であるため、冷たい場所や暖房器具の近く等で検査を行う場合には反応温度が範囲外とならないように注意してください。
4.品質を保持するために、他の容器に入れ替えないでください。
5.使用直前に開封してください。
6.使用期限の過ぎたものは使用しないでください。
7.反応容器の検体滴下部および判定窓は直接手などで触れないようにしてください。
【販売・問い合わせ先】
本品についてのお問い合わせは、Femoneドラッグストア又は下記にお願い致します。
富士レビオ株式会社 お客様コールセンター
電話番号・・・0120-292-026
電話受付時間・・・土日祝日除く 平日9:00~17:30
【製造販売業者の氏名又は名称及び住所】
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